ジャナルの株式売買・配当・IPO

ジャナルによる株式の売買、配当、IPOのブログ

2019-01-01から1年間の記事一覧

2019年のIPO結果

2019年のIPOで取得した銘柄は以下の17社、利益は1,042万円(税前、手数料前)でした。継続保有銘柄については、12月30日株価で計算した未実現の損益をプラスマイナスしています。 日本国土開発(1887)、ダイコー通産(7673)、サンケイリアルエステート(2972)、カ…

三菱ケミカル(4188)の田辺三菱製薬(4508)に対するTOBについて

三菱ケミカルホールディングス(4188)は、2019年11月18日に田辺三菱製薬(4508)の完全子会社化を目的とするTOBを発表しました。TOB価格は2,010円(11月18日終値1,338円)、応募期限は2020年1月7日です。 この発表後に三菱ケミカルの株価は下落しました。買付総額…

アルバック(6728)はFPD製造装置が苦戦も半導体に期待

アルバック(6728)の19/9第1四半期(7-9月)業績は、前年同期比24%減収、44%営業減益、受注高も同55%減でした。要因は、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の低迷です。 一方、半導体製造装置向けは、従来の半導体メモリ向けに加え、半導体ロジック市場へ…

淺沼組(1852)は来期配当292円なら、利回りは6.6%

淺沼組(1852)は21/3期までの中期計画で、配当予想を20/3期208円、21/3期292円としています。これは20/3期純利益42億円、配当性向40%以上、21/3期純利益47億円、配当性向50%以上という計画に沿ったものです。 12月2日の終値4,375円に対する配当利回りは、20/3…

ESG投資はリートよりインフラファンドを選好すべきでは?

ESG投資の流れは今後ますます強まってくるでしょう。その中で太陽光発電設備に投資しているインフラファンドは、有力な投資対象になると思われます。 日本のインフラファンドは現在6本あります。利回りは6%程度であり、Jリートの3.5%程度との比較ではかなり…

共栄セキュリティーサービス(7058)、IPOその後

共栄セキュリティーサービス(7058)は、2019年3月18日に公開価格2,100円でJASDAQ市場に上場しました。初値は2,866円、11月20日の終値は4,430円です。 当社はオフィスや商業施設の巡回警備を主力としていますが、スポーツイベントなどの警備も行っています。天…

フレアス(7062)、IPOその後

フレアス(7062)は、2019年3月28日に公開価格1,850円でマザーズ市場に上場しました。初値は4,050円でその後は下落基調となり、11月18日の終値は1,351円です。 当社は医療保険適用型の訪問マッサージを主力事業としており、19年9月末で直営店88拠点、FC店9拠点…

トビラシステムズ(4441)、IPOその後

トビラシステムズ(4441)は2019年4月25日に公開価格800円(1:3の分割調整後株価、以下同じ)でマザーズ市場に上場しました。初値は翌26日の1,806円、さらに6月6日には3,747円をつけました。しかしながらその後は下落基調を辿り、11月15日の終値は1,673円です。…

ワシントンホテル(4691)、グリーンズ(6547)、ABホテル(6565)

ワシントンホテル(4691)、グリーンズ(6547)、ABホテル(6565)の3社は、いずれも中部圏を地盤として全国展開をしているホテルチェーンです。規模、利益とも大きな違いはなく、3社ともここ3年以内の上場です。比較しやすい3社であり、株価は妥当性が高い感じが…

パスコ(9232)、好業績ながら利回りは1.3%

パスコ(9232)は、2019年10月25日に業績の増額修正を発表しました(正式な上期決算発表は11月7日)。20/3期営業利益は当初計画22億円→27億円(19/3期実績27億円)、子会社売却益の計上で当期利益は11億円→28億円(同13億円)と比較的大きな修正でした。 当社は航空…

日特建設(1929)、上期好調も通期予想は据え置き

日特建設(1929)は、11月8日に19/9上期決算を発表しました。営業利益は期初計画の7億円に対し18億円と大きく上振れました。大型工事の利益率改善が寄与した模様です。ただし20/3通期業績予想は据え置き、配当も32円と変更ありません。8日の株価717円に対する…

三機工業(1961)は60円→70円へ増配

三機工業(1961)は、2019年11月8日に決算を発表しまた。19/9上期業績は当初計画を上回り、20/3期通期予想も増額され減益ながらも減益幅が縮小する見通しです。配当金は上期、下期とも当初計画の30円から5円上乗せされ、年間では60円→70円へと増額されました。…

三菱商事(8058)と住友商事(8053)、増配と減配

商社の決算が出揃うなか、三菱商事(8058)と住友商事(8053)の配当政策は対照的でした。 業績は両社とも減額修正でしたが、三菱商事は20/3通期配当予想を当初計画の125円から132円に増額しました。一方、住友商事は当初計画の90円(うち記念配10円)を80円(同)に…

タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)のPO

タカラレーベン・インフラ投資法人(9281)がPOと分配金の修正を発表しました。予想分配金は、20/5期3,612円→3,697円、20/11期3,231円→3,308円へ修正、そして今回新たに21/5期3,495円が発表されました。 太陽光発電の季節要因により、通常5月期の配当が11月期…

東京エレクトロン(8035)は減益幅、減配幅縮小

東京エレクトロン(8035)は、10月31日に業績の修正を発表しました。20/3通期営業利益は当初予想の2,200億円→2,250億円(19/3期実績3,106億円)、配当は同502円→536円(同758円)と減益幅、減配幅とも縮小する計画です。当社は配当性向50%を基準としており、業績の…

IPOで取得し、継続保有している6銘柄

今年IPOで取得し、継続保有している銘柄は6銘柄です。 サンケイリアルエステート(2972) リートなので安定した配当金を受け取るために継続保有方針。19年3月のIPOに加えて、8月の公募でも追加取得し61口保有中。 日本ホスピスホールディングス(7061) IPOで1,0…

住友商事(8053)、九州電力(9508)で減配被弾

住友商事(8053)と九州電力(9508)が減配を発表し、11月1日の終値は住友商事1,663.5円(▲5.6%)、九州電力1,029円(▲4.9%)と大幅に下落しました。決算発表のさなか、1日で2つの減配被弾を浴びました。痛いです。 住友商事(8053)は19/9期中間配当を50円(うち記念配…

アサヒホールディングス(5857)は増配するのか

アサヒホールディングス(5857)は2019年10月29日に決算を発表。業績の増額修正を受け30日の株価は2,532円(前日比+8.2%)と大きく上げました。 19/9第2四半期の当期利益は予想44億円に対し実績45億円、20/3通期は当初予想94億円が102億円に修正されました。業…

三井不動産ロジスティックパーク(3471)のLTVは最低水準

三井不動産ロジスティックパーク(3471)の投資主総会と運用状況説明会に参加しました。 同リートの予想分配金は20/1期6,541円、20/7期6,346円で、2019年10月29日の投資口価格450,500円に対する利回りは2.86%です。 2.86%という利回り水準はかなり低く見えます…

直近取得したIPO5銘柄の保有状況

IPOで取得した直近5銘柄の保有状況です。 ステムリム(4599) 1,000株→5,000株 ギフティ(4449) 200株→800株 CHATWORK(4448) 100株→0 ワシントンホテル(4691) 1,000株→1,000株 セルソース(4880) 200株→200株 IPO市場の低迷?により売りそびれたり、良いと思い追…

ダブルエー(7683)、IPO取得株数は300株

IPO

ダブルエー(7683)のIPO取得株数は300株となりました。 婦人靴の販売という業態は、IPOでは人気がありません。良い点は、1)業績が好調、2)財務は安定、3)VCが保有していない、4)オファリングレシオが21%と比較的低い、といった点でしょうか。 20/1期…

トーセイリート(3451)、大和ダイレクトで繰上げ当選

トーセイリート(3451)のPOに大和ダイレクトから3口申し込み、1口当選、2口補欠当選でしたが、その2口の補欠当選のうち1口が繰上げ当選となりました。 スポンサーであるトーセイ(8923)の規模が小さく、知名度も低いというマイナス面はありますが、分配金利回…

BASE(4477)、初日終値は1,333円で公募価格を上回る

IPO

BASE(4477)の2019年10月25日の上場初値は1,210円でしたが、そこが最安値で高値は1,410円、終値は1,333円でした。初値では公募価格1,300円を割り込みましたが、その後は強い動きでした。 IPOの抽選でせっかく当選していたのに、辞退してしまい失敗でした。IPO…

トーセイリート(3451)、大和ダイレクトでのPO抽選結果

トーセイリート(3451)のPOですが、大和ダイレクトで3口申し込み、1口当選、2口補欠当選でした。 ネットでのPO申し込み経験は少なく、今回の抽選結果の評価はできません。ラッキーだったのか、通常こんなものなのか、繰上りはあるのか、もっと申し込めば複数…

オリックス(8591)、優待が株価低迷の一因かも

オリックス(8591)は、100株以上保有の株主優待として商品カタログを配布しています。保有期間が3年未満の株主は5,000円程度、3年以上の長期保有株主は10,000円程度の商品を選択できるので、かなり価値の高い株主優待です。 2019年3月期に16万円で100株保有し…

BASE(4477)、購入辞退

IPO

BASE(4477)のIPOでの当選は辞退しました。大和のチャンス当選100株、SBIの補欠当選300株とも購入申し込みはしませんでした。 理由は、1)黒字転換する時期がわからない、2)想定価格から仮条件が大きく下振れた、3)VCが大量に保有している、4)オファリ…

ジェイック(7073)、175ポイントで落選

IPO

ジェイック(7073)のIPOですが、SBIで175ポイントを使用し落選でした。主幹事銘柄だと300~400ポイントくらいで当選するようなイメージですが、ジェイックのような副幹事だとどれくらいのポイント投入が必要なのか、謎です。 銘柄の人気度合いによるのでしょ…

BASE(4477)の当選状況

IPO

BASE(4477)は、大和でチャンス当選、SBIで300株の補欠当選となりました。SBIは3,000株の申し込みでした。抽選時の現金残高がどのくらいだったかは不明ですが、300株分以上は充分あったと思います。申し込みの10%が補欠当選になったのか、複数の補欠当選は300…

セルソース(4880)、200株取得

セルソース(4880)のIPO取得株数は200株となりました。 再生医療関連ですが、新薬の開発ではなく脂肪・血液由来の組織・細胞の受託加工サービスの会社です。また脂肪由来幹細胞の研究に基づき開発された美容液、クリーム、洗顔ジェルなど、一般消費者向け化粧…

上昇中のリートと高配当株について

東証リート指数は2019年1月4日の安値1750.87ポイントから10月9日の高値2251.96ポイントまで28.6%の上昇となりました。10月11日の引値は2224.58ポイントです。世界的な金利低下により、リートの魅力が高まったためだと思われます。 この上昇により、リートの…