エムスリー(2413)は2019年10月1日から日経平均(日経225)に採用されます。これは9月4日に日本経済新聞社が発表したもので、エムスリーの代わりに除外されるのは東京ドーム(9681)です。
株価は、発表翌日の9月5日に2,455円(前日比+10%)と大きく上昇しました。インデックスファンドによる買い付け需要は6,000万株前後と推測され、一日当たりの出来高に比較し相当大きなインパクトが見込まれるためです。
組入れファンドのリバランスは9月30日引け後に実施されるため、それまでは実需とそれを見込んだ買いが入りやすい状況にあります。もちろん組入れ需要後の下落を予想した売り、アクティブファンドの利益確定売りなども出てくると思われます。
従って9月30日までは、売り買いが交錯し出来高の多い状況が続くでしょう。日々の出来高の30倍程度となる6,000万株という実需はやはり大きいです。
