ダイワボウホールディンス(3107)が、2021年3月12日13時30分に業績の上方修正と増配を発表しました。引値は8,580円(前日比5.9%増)と大きく上げました。
同社は当初21/3期の業績を非開示としていましたが、2020年12月11日の第2四半期決算(4-9月)の発表と同時に通期予想を公表しました。20/9第2四半期営業利益は109億円(前年同期比30.3%減)でしたが、21/3通期では308億円(前期比6.2%減)と減益率は縮小、通期配当も200円と増配予想としました(前期160円)。
そして先週金曜日(2021年3月12日)、営業利益を308→320億円、配当200→300円としたのです。サブスク型のクラウドサービス、テレワーク、GIGAスクールによる端末出荷の増加などの恩恵が大きいようです。株価8,580円に対してPER7.2倍、PBR1.4倍、配当利回り3.5%となります。22/3期は21/3下期のハードルが高いだけに増益を見込めるかどうかわかりませんが、ある程度高水準の利益は確保できそうな気がします。22/3期も増配を期待したいところです。
