SOSiLA物流リート(2979)は、1月30日にインデックスファンドによる買い需要が35,000口程度発生する見込みです。
2019年12月10日に新規上場し、初値は112,500円とIPO価格の103,000円を9.2%を上回り、その後も堅調な推移となっています。スポンサーの住友商事の信用力と巡航分配金2,363円(6ヵ月)が評価されているのだと思います。さらに最近では1月30日に見込まれるインデックスの買い需要を先回りする動きが出ているのかもしれません。2020年1月17日の終値121,900円に対する巡航ベースの利回りは3.87%です。
SOSiLA物流リート(2979)は、2018年7月に新規上場した伊藤忠アドバンス・ロジスティクス(3493)と比較されることが多いと思います。スポンサーが大手商社であること、上場時期、時価総額、巡航ベースの分配金、LTV水準など共通点が多く、投資口価格も12万円台前半で利回りは両リートとも4%弱です。今後もLTVの水準を少しずつ上げながら分配金の増加を計画するであろう両リートに、大きな違いは出てこないと思われます。
