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ビオフェルミン製薬(4517)、増額修正

ビオフェルミン製薬(4517)は、2020年1月29日に第3四半期の業績と通期見通しの増額修正を発表しました。

 

決算シーズンが始まり、全ての銘柄をチェックするのは相当な時間が必要です。そんな中、引け後にビオフェルミン製薬が地味な増額修正を発表していました。2019/12第3四半期は売上高9,330百万円(前年同期比+7.3%)、営業利益2,768百万円(同+12.8%)でした。2020/3通期見通しは、売上高11,950百万円(同+3.5%)、営業利益2,800百万円(同▲12.1%)です。もともとの2020/3期予想は売上高11,700百万円、営業利益2,480百万円でしたから、減益幅が縮小するということになります。

 

地味な修正ですが、第3四半期までの状況からは再度の増額も期待できそうな感じです。意外感を受けるのは売上高の伸びです。当社は整腸剤を主力とする製薬会社で、医療用が4割、市販薬が6割です。一般的な薬剤ながら19/3期は6.1%増収、20/3期も第3四半期までは7.3%増収となっています。

 

胃腸に対する関心の高まりが売り上げの増加につながっているのでしょうか。CMキャラクター蒼井優の結婚も多少プラスに寄与しているのかもしれません。外国人観光客のお土産などという話もなさそうですし、なんとなく説明が付きにくいですが、7%という伸びはかなり目立ちます。

 

胃腸を患う人が今後も増えるかどうかはわかりませんが、ここ2-3年の売上高の伸びは事実として認識しておきたいと思います。配当金は60円の安定配当で、1月29日の終値2,344円に対して利回りは2.5%と平凡。株主優待優待のない点は、個人的には好みです。

 

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