アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279)の運用状況説明会に参加しました。
アクティビア・プロパティーズ(3279)のスポンサーは東急不動産で、保有資産は45物件、取得金額は5,005億円です。ポートフォリオは、東京圏のオフィス39%、都市型商業施設40％、東京圏外のオフィスとその他の商業施設21％です。スポンサー、保有物件とも安定感があります。
予想分配金は19/11期10,018円、20/5期9,700円で、2019年8月9日の投資口価格501,000円に対しての利回りは3.94%となります。ただし、19/11期分配金には売却益が含まれており、それを除いた巡航ベースの分配金は9,660円です。従って巡航ベースの利回りは3.86%です。今後2~3年内に、巡航ベースで10,000円の分配金を達成したいとのことでした。
説明会はほぼ無風で、特筆する質問はありませんでした。渋谷の再開発によりスポンサーの東急不動産はパイプラインを豊富に持ち、今後の外部成長は期待できそうです。保有する東京圏オフィスの賃料ギャップは10%程度あり、それを解消していくことにより内部成長も見込まれます。格付けはAAで日銀の買い入れ対象です。
安定性と利回りに違和感のない、標準的なリートだと思いました。
